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ライステラスの家
岡山県浅口市 2019年
250年ものあいだ棚田だった土地の記憶を追想し、風景を再現した住宅。
段状の石積みの上にキチジョウソウを茂らせ棚田に見立てました。
敷地の歴史に敬意を払いつつ、外構や室内にあしらわれた杉角材は、角を生かした用法によって陰影が織りなす新鮮な意匠を生み出しています。素朴な佇まいと、密度の高いディティールで、懐かしくも新しい世界観です。緩やかに弧を描く棚田は室内にまで侵入して、元々あったかのような高低差が、日常生活の動線にも変化のあるシークエンスをもたらす豊かな住宅です。
外構造園/後藤亜貴建築設計事務所、
写真/上田 宏
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