街のつづきとなる長いアプローチを通って、「玄関庭」に入り、そこから左右に店と住居が分かれています。一つの中庭を住宅とアトリエが向かい合うかたちで共有し、気配を感じながら職場と生活が両立するアトリエ兼自邸です。 中庭に面した大きなガラスの片引戸を全開にすると、中庭に接するすべての部屋が変化に富んだひとつの空間になります。 建築家が自ら造った、市街地でできる豊かなくらしの実例をぜひごらんください。