外構造園/後藤亜貴建築設計事務所、
写真/
後藤亜貴
中庭を介して、アトリエを兼用する市街地の住宅です。玄関土間から中庭へと抜ける視界が内外の連続感を生み出し、階段や吹き抜けが上下階の気配を伝達します。家族と仕事の共存を中庭の自然が媒介し、クリエイティブワークが日常の一部となる職住一体の自邸です。
竣工後に入手した隣地には別棟の木造ガレージを設け、住宅地の2区画に2棟が向かい合う新たな配置計画を試みました。
後の作品で計画した、別棟ガレージはここに起因しています。変化する与条件に柔軟に呼応し、車が敷地を占有する暮らしを愉快に解決した増築プランでもあります。